
萩原弘之氏
Shoe Scape 主宰
滋賀県立大学環境・建築デザイン科にてデザイン・モノ創りを学ぶ。
東京都立足立技術専門校台東分校 製くつ科を卒業。靴小売業や、
某シューメーカーでデザイナーを経験。熟練職人から製靴技術を学ぶ。
京都にオリジナルブランド『Shoe Scape』を立ち上げ、オーダーメイド
シューズや革製品の制作をしている。様々な個展活動を通じて、
靴における表現の可能性を模索、提案している。

今回見てきたときは先芯を革で整形して作られていました。
革で先芯を作るのは今時珍しい作り方のひとつですな。

今日の授業では救い縫いの前段階まで。吊りこみ完成が目標。
ポンポンでトントントントンと叩き、シワっを伸ばしていきます。シワを伸ばすのはラストに沿わせてじっくりじっくりと伸ばして伸ばしていきます。


つり込みの時点である程度丸みを出しておきます。
叩き込み伸ばすことで補正していくが、基本は釣り込みの時点で丸みを出しておきます。
つり込み完了


時々先生もお手伝い

今日の目標点はここまでです。


本日の先生と生徒さんの履いてきた靴

講座名:手製靴セミナー
講師:萩原弘之氏
今後工程の流れはこのようになっています。
1日目:中底すくい下穴加工
ウエルト加工、吊り込み
2日目:すくい縫い(左足)
中物、シャンク(左足)
3日目:すくい縫い(右足)
中物、シャンク(右足)
4日目:本底貼り、切り回し(左足)
ドブ起こし、だし縫い(左足)
5日目:本底貼り、切り回し(右足)
ドブ起こし、だし縫い(右足)
6日目:コバ決め、かかと積み上げ
7日目:かかと決め、底面仕上げ
8日目:コバ・かかと仕上げ、アッパー仕上げ
詳しくはこちらの告知を御覧くださいな